Quantcast
Channel: カレーとインド料理の探求
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1552

Rani ki Vav (パタン)とSun Temple(モデラ)

$
0
0
インド旅行をする時は、
毎回自分にとっての観光の目玉を決めますが、
今回の目玉がこのRani ki Vav 。
階段井戸好きなので楽しみです。

ネットで調べると、
Rani ki Vavはアーメダバードから100kmは離れているパタンという街にあって、
モデラにあるサンテンプル(スーリヤ寺院)と合わせて行くには
車をチャーターするのが便利で良さそうです。

でも、
公共交通機関を使う旅が好きなので、
行けるとこまで公共交通機関で行ってみることにしました。

調べてみると、
アーメダバードからパタンへの直通列車は少ないですが、
アーメダバードからメーサナ、
乗り換えてメーサナからパタンへの列車はある程度の本数があります。

まずはメーサナに向けてGo!

と思ったら、いきなり電車が遅延してて、ぜんぜん来ません。
イメージ 1

言葉が分からないと、情報が少なくて不安です。
今はネットで確認できるからいいけど、。
ipad miniがほんとうに役立ちます。

遅延した列車のスリーパークラスに乗車してメーセナまで。
スリーパークラスは庶民的なクラス。
珍しい日本人をほっとけない人が話しかけてきます(質問攻めです)が。
会話することが不得意な私にとって、後半は苦痛になってきます。
は~。

メーセナで乗り換えて、パタンへ。
パタンは思ったより賑わってる街でした。

賑わっている駅前通りをぶらぶら歩き、
疲れてきたのでオートをつかまえ目的地まで。
イメージ 2

例のごとく、外国人はインド人の20倍の価格(100ルピー)



初めに見た一瞬が最高の高揚感。
イメージ 3
お伝えするために写真撮影しましたが、
これはやっぱり実物を見ないと、
実物の感じは伝わらないと思います。


大きさもいいですし、
彫刻もよくできてます。
イメージ 4

アーメダバードから遠いけど、
見に来て後悔はしませんでした。



せっかく井戸まできたのだから、
ちょっと歩いて水路跡も見学。
イメージ 5

これを見ない人も多いようですが、
どうせならこれも見て良いと思いました。



ちなみに、
水路跡の奥のほうには、マスジト跡のような遺跡もあります。
イメージ 6

私が水路を見終わって帰ろうとした時に、
地元の学生が教えてくれて見に行ったのですが、
コレはわざわざ見に行かなくてもよかったと思いました。



目玉となる観光を終えて、
オートでバスターミナルへ。
イメージ 7

バスターミナルでモデラ行きのバスを探します。

言葉は分かりませんが、
行き先を言ってそこらの人に尋ねていると、
親切な学生が教えてくれました。

そしてバスの中でも、
目的地である「モデラ」「サンテンプル」と言ってると、
降りるべきところを教えてくれる人あらわれ、
無事に目的地に到着。
イメージ 8

バスから降りた場所は、
田舎の何もないようなところです。



そこから数分あるけば目的のスーリヤ寺院
(「サンテンプル」と言うほうが一般的っぽい)
イメージ 9

境内を歩いていたら、
インド人家族に声をかけられ、
お父さんが「写真を撮ってくれ」のようなことを言ってきました。

「OK!」と、家族を撮影するためカメラを受け取ろうとすると、
違うんだというように、カメラを子どもに渡し、
お父さんが私とのツーショットを子どもに撮影させます。

ここらだと、
2016年現在でも日本人が珍しいのかもしれません。
スターにでもなったかのように、知らないオジサンの写真に収まりました。




モデラからはバスでメーサナに行かれますが、
次のバスまでは1時間超。

ココは金持ち日本人の底力で、
オートでメーサナまで行くことにしちゃいました。
250ルピー。




メーサナの駅に着いたら、
帰りの列車も遅延していることを知りました。

時間をもてあまして、
町をぶらぶら歩きます。
イメージ 10

市場なんかを見るのは楽しい!



イメージ 11
メティーリーフも新鮮。



見たことない紫の野菜は「モーグリー」と言ってました。
イメージ 12
どんな料理になって、どんな味なんだろう?




適当に歩いて、
疲れたらチャーイーで小休止。
イメージ 13

使い捨て素焼きカップを使うところ、
使い捨てプラカップを使うところなど、
地域によっていろいろですが、
グジャラートはこういった陶器を使うのが多いようでした。




若い人が沢山いて賑わっているお店がありました。
イメージ 14

メーサナぐらいまで来ると、
英語表記もすっかり少なくなっています。

何を売ってるだかも分からないので、
皆が食べている最中の物が何であるかを観察しますが、
それが物欲しそうな姿に映ったのか、
私に声をかけ、ひとつ奢ってくれる人がいました。
イメージ 15

アールーティッキパオ(ジャガイモコロッケパン)みたいな物でした。


外国人観光客が少ない郊外のような場所に行くと、
親切なインド人にいっぱい会います。

この日だけでも、
列車内で話しかけてくる人、
知らない観光スポットを教えてくれる人、
声をかけてくれてモデラ行きのバスを教えてくれる人、
バスの降りるタイミングを教えてくれる人、
食事を奢ってくれる人。

デリー、アグラ、バナラシなど、
インドの騙されスポットしか行かない人も、
メイン観光地ではないちょっと外れに足を運び、
普通のインド人とも関わりを持つと、
インドのイメージが変わるもではないかと思います。



乗るつもりだった列車は遅延していたので、
別の列車に乗ってアーメダバードに戻ってきました。
イメージ 16

アーメダバードに戻って来たのは、もう夜。

夕飯を食べに行かなくちゃ!(つづく)

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1552

Trending Articles