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Channel: カレーとインド料理の探求
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東京外国語大学 外語祭(大学の学園祭)

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毎年この季節に注目しているのは東京外国語大学の学園祭「外語祭」

世界各国の料理の模擬店があって評判いいです。

ただ、私は数年前に行ってみたのですが、今年は行ってはいません。
(料理が得意ではないこどもの調理実習のような料理であり、その「頑張ってます」感を微笑ましく食することができるので楽しい企画だと思いますが、、、。)



私が注目しているのは言語表記。
なんたって、言語を専門に学ぶ学校であり、
言語に拘りがないなら存在価値がないような学校ですから。



昨年(だったか一昨年)は、
私達が「チャパティ」「チャパティー」「チャパーティー」などと表記している物を
ヒンディー語科の人達は「チャーパーティー」と記載していてビックリしたものです。

私は、ある語学の先生からネットで「チャパーティー」と教えられ、それを基本にしつつ、
実際に聞いてみると日本語の語感では「チャパティ」でもいいかと思っていました。
それらとは違って、外語大では「チャーパーティー」表記なので驚いたのです。


そして今年。

ウルドゥー語科の表記がコレです(ネットから写真をお借りしました)。
イメージ 1

実際に聞いた日本語の語感では「パコラ」、
長音を正しく区別するように表記するなら「パコーラー」だと思っていた
(私に教えてくださった先生は「パコーラー」表記だった)のですが、
外語大では「パコーラ」となるようです。
(私は言語に詳しくないのでどういうルールなのかは分かりません。)




そして、もうひとつ驚いたのが『チャーエー」。

(「チャーエーは間違いで、チャーエ」というコメントをどこかで見たような気もするのですが、)
こうやって堂々と看板に掲示してるし、
この看板掲載の後でもウルドゥー語科の方達がたびたび「チャーエー」と記載しているのを見たので、
この学校のウルドゥー語科では「チャーエ」と「チャーエー」の2種類の言い方があるようです。
(ちなみに、ヒンディー語の人達は「チャイ」)



外語祭は、
言語を専門とする学校の、
言語への拘りっぷりを知る事ができ、
毎年おもしろいです。

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